今日は4回目の抗がん剤を投与する日でした。お薬はドキソルビシン。のんちゃんの様子についてまとめておきます。

血液検査の結果

前回、白血球の値が正常値を下回ったため、抗がん剤の投与が延期になったのですが、今日は逆に正常値を大幅に上回っていました。

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基準範囲60~170のところ、のんちゃんの総白血球数は326!こんなに高くて大丈夫……?と心配したのですが、獣医さんによれば問題ないとのこと。

獣医さんのコメント「体の中に強い炎症があったり、がんがさらに進行してリンパ球が異常に増えたりした場合、白血球が高くなることがある。のんちゃんの場合、腫瘍も小さくなっているし、食欲や元気もあるのでそれらの可能性は高くない。」

ということで、今日は無事にお薬を投与してもらうことができました。

腫瘍の大きさはどう変化した?

3回目のお薬投与をして10日。ドキソルビシン投与前の腫瘍の大きさは、すべて小さくなっていました。

リンパ節にある腫瘍は、抗がん剤治療を始める前の1/3ほどの大きさに。小腸にある小さな腫瘍は目では確認できないぐらいまで消えていました。

抗がん剤治療をはじめて1か月が経過しましたが、たいした副作用もなく、想像していたよりもお薬の効果が出てくれて本当によかったです。

ドキソルビシンってどんなお薬?副作用は

ドキソルビシンは土壌に含まれるカビなどから抽出されたもので、がん細胞の細胞膜を破壊したり、DNAの複製、合成を阻害する作用があります。商品名はアドリアシン。悪性リンパ腫のほか、肺がん、消化器癌、乳癌、骨肉腫など幅広いがんの治療に用いられています。

副作用は心筋障害、血管外漏出時の周囲組織の壊死、骨髄抑制、胃腸障害、など。

心筋障害

ドキソルビシンを投与することで産まれる原子が心筋細胞に含まれる筋小胞体を障害し、カルシウムの代謝に異常をきたします。その結果、うっ血性心不全など心臓の病気を発症するリスクが高まるそうです。

ある報告では、ドキソルビシンを投与された犬のうち4%(175匹中7匹)がうっ血性心不全を発症。そのうちすべての犬が90日以内に死亡しています。

ただし心筋毒性はドキソルビシンの生涯蓄積量が180mg/㎡を超えると発生する確率があがるそうで、実際に治療を進める際は、その数値を超えないから心配はいらないとのこと。また、お薬を投与する前にはエコー検査で、心臓の動きに異常がないか確認してくれるそうです。

血管外漏出時の周囲組織の壊死

ドキソルビシンは30~60分ぐらいかけて、点滴でお薬を投与するらしく、その間に犬が動いてお薬の針が血管からずれて、皮膚に漏れてしまうと健康な細胞が死んで脚が壊死してしまう可能性あると言われています。

ただし脚が壊死するというのは、お薬がすべて血管とは違う部分に投与されてしまった場合の話で、通常はそれより前に血管外に薬が漏れていることに気付くそう。万が一、少し漏れてしまった場合も、生理食塩水を局所注射するなどの処置をとってもらえるそうです。