一昔前に比べて犬の寿命は4年から8年も伸びています。平均寿命が延びたことで増えているのが「がん」です。日本にいる犬の10%は毎年がんを発症していて、10歳を過ぎると2匹に1匹ががんで命を落としています。

がんは初期段階では痛みもなく、症状が出ないため、発見が遅くなりがち。そこで今回は犬のがんが疑われる症状をまとめてみました。

犬のがんの代表的な症状

がんの進行を食い止めるためには、早期発見が何より大切。発見が早ければ早いほど効果的な治療ができ、治る確率も高くなります。日頃から飼い主さんが愛犬の様子を観察して、早い段階で気付いてあげられるようにしましょう。

以下は犬のがんが疑われる場合の代表的な症状をまとめました。

がんによる代表的な症状

・体に腫れやしこりがある。
・散歩を嫌がる。運動をしたがらない。持久力がない。
・口臭がきつくなった。
・体重が減る、または増える。
・食欲がない。嘔吐が止まらない。
・血尿、血便が出る。
・下痢が止まらない。
・呼吸困難、息切れがひどい、息遣いが荒い。
・炎症や傷がなかなか治らない。
・歩行障害、まひが続く。
・皮膚、歯茎、粘膜に赤い斑点ができる。歯茎が白い
・発作。

このなかでひとつでも当てはまる項目があったら、必ず愛犬を病院へ連れて行き、獣医さんに説明をして検査を受けましょう。

のんちゃんの場合は、上記のリストの中では「下痢、血便、散歩に行きたがらない、お腹にしこりがある」などの症状が当てはまりました。

最初は血便や下痢がしばらく続き、その1か月半後にお腹にしこりをみつけて病院へ行きました。下痢が数日続いた時点で病院へ連れて行ってあげてたらもっと早く治療がはじめられたのになぁ…と後悔しています。

がんの早期発見には、健康診断も大切!

がんは検査を受けない限り、早期発見は難しいもの。そこでおすすめしたいのは、定期的な健康診断です。犬を飼っている人は年に1回、中高齢の犬なら6カ月に1回は病院で徹底的な身体検査をしてもらうといいと思います。

犬は自分の痛みや病気を飼い主さんに説明することができません。ちょっとした体調の変化に気付いてあげられるかどうかは飼い主さん次第。どんなに小さな変化でも、がんを疑わせる症状を見逃さないようにすることが大切です。