のんちゃんが発症した、消化器系の高悪性リンパ腫は、進行のスピードが速く、何も治療をせずにいると1~2か月ほどで死んでしまうと言われています。抗がん剤治療をしても、余命は平均3カ月。

突然やってきた愛犬とのお別れ。初めて診断結果を聞いたときは、あまりにもショックが大きすぎて、涙が止まりませんでした。

「どうしてのんちゃんなの?」
「まだ3歳にもなってないのに…」
「こんなに元気なのに…」

夜も遅くまで眠れず、朝がやってきて目を覚ますと「そっか、のんちゃんはもうすぐいなくなるんだ」という悲しさに襲われる。隣にはいつもと変わらず元気な姿を見せるのんちゃんがいるのに、まるでもう死んでしまったかのような喪失感を感じていました。

息子とともに成長していくことを楽しみにしていたのに……

私には生後3か月になる男の子がいます。息子を授かったのはちょうど1年前。「この子はのんちゃんとともに成長していくんだね」という会話をよく夫としていました。まさかこんなにも早いお別れがくるとは思ってもいなかったのです。

最近、のんちゃんは息子の隣に寄り添って眠るようになったのですが、その姿をみているとなおさら「もうすぐお別れなんて悲しすぎる」と思えてきます。

2017-06-28 08.33.32

あと数年すれば息子ものんちゃんのことが大好きになって、一緒に遊んだり、お散歩をしたり。兄弟みたいに成長していくはずだったのに……。息子の記憶の中にものんちゃんとの思い出を残してあげたかったのに……。

病気のことを知ってから私の頭の中は「後悔」ばかり。「できなかったこと」に囚われて、ネガティブ思考になっていきました。

「これからできること」に目を向けてみる

でもこんなふうに後悔ばかりして、泣いてばかりいては、きっとのんちゃんも私の気持ちを感じ取ってしまうかも……。

落ち込んでいるヒマがあったら、「これからできること」に目をむけていこうと発想を切り替えました。

「こうやって今日、息子とくっついて寝られてよかった。きっとのんちゃんは今幸せなんだろうな」

こんなふうにのんちゃんの幸せ探しを始めることにしたのです。

・近くにきたらたくさん撫でてあげる
・目があったら笑顔で話しかけてあげる
・名前を読んであげる
・叱らず、たくさん褒める

のんちゃんとお別れの日は近いかもしれない。でもまだできることはたくさんあります!

天国に行く日まで1日1日を大切に、のんちゃんがどんなことに幸せを感じるのかを考えながら、過ごしていこうと思っています。